9/7 自分という制限から抜け出す
人間には、動物から進化した部分が残っており、それは生存本能とも言えます。エサの取り合い、ナワバリ争い、交配相手の奪い合いなどです。
人間社会に置き換えると、お金を稼ぐ争い、名誉欲、人より優位に立ちたいプライド、色欲などと言えます。
また子供の頃も、自我が強くオモチャの取り合い、おやつを食べなくてダダをこねる、自分が納得しないと動かないなどが生じます。
問題なのは、この自我です。自我は消えることは、ほぼありませんが、強烈に自分の存在に対し執着します。自我の言うことを聞かないと死んでしまうかのように、常に暴れる訳です。
自分優先を緩めて、他人の為に動くことこそが、自分の自我という制限から抜け出すコツです。
見返りを求める心を止め、自分が働いた力は、他から戻ってくることを、深いレベルで知ることが大事です。
自分が見返りなく動けるようになれば、自分の周りの人も見返りなく動いてくれます。この世界は鏡になっており、自分の心と、行動を反映した世界が現れています。
他者優先、利他の心で行動できるようになることこそが、自分の枠を大きく抜け出し、仕事、恋愛、人間関係で結果を出すコツです。
この自分優先というルールは、ほぼ99%の人が持っており、このルールを他人優先に出来るだけでいきなり流れが変わります。
リッツカールトンホテルや、靴の販売のザッポスなどは顧客優先で有名な企業です。画像はザッポスの売上推移です(少し古いです)
他人優先が業績を伸ばしているわけです。基本ルールなので当然個人にも当てはまります。
富裕層は、この他者優先を本当に理解しています。おもてなしや、ご紹介などは富裕層の必要最低スキルです。
フラワー・オブ・ライフには自分の最高価値に生きるというテーマがあります。ただ、これには発展形があり、自分の最高価値を知れば、他人にもあるのがわかり、他人の最高価値を満たせば勝手に上手くいくというものです。
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