3/4結局自分で修行して体験するしかない。
ラハナマハルシの心の死滅とこの世界は変えようがないという部分を細かく説明して
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ラマナ・マハルシの教えの中心にある「心の死滅」と「世界は変えようがない」という概念は、深く相互に関連しています。これらの概念を細かく説明します。
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- 心の死滅(マノナーシャ)
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心の定義: ラマナ・マハルシにとって、心とは思考、感情、記憶、欲望の集合体であり、個人の自我意識の源です。この心は、絶えず変化し、不安定な性質を持っています。
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死滅のプロセス: 心の死滅とは、この絶え間ない思考の流れを止め、自我意識を消滅させることです。これは、物理的な死ではなく、心理的な死を意味します。
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自己探求(アートマ・ヴィチャーラ): マハルシは、心の死滅に至るための主要な方法として自己探求を提唱しました。これは、「私は誰か?」という問いを繰り返し問い続けることで、自我の根源を探求する瞑想法です。
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自我の消滅: 自己探求を通じて、自我は幻想であり、真の自己(アートマン)は不変の意識であることを理解します。この理解が深まると、自我は消滅し、心が静止します。
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至福の状態: 心の死滅は、苦しみや不安からの解放、そして至福の状態(サマーディ)をもたらすとされています。
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+ - 世界は変えようがない
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世界の性質: マハルシは、世界は心の投影であり、個人の認識によって異なる形で現れると説きました。つまり、世界は客観的な実体ではなく、主観的な経験です。
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運命(プララブダ・カルマ): マハルシは、個人の運命は過去の行為(カルマ)によって決定されるとしました。運命は変えられないものであり、受け入れるべきものです。
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行動の重要性: 運命を受け入れる一方で、マハルシは正しい行動(ダルマ)の重要性を説きました。正しい行動は、未来のカルマを改善し、精神的な成長を促します。
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心の平和: 世界を変えようとする代わりに、心を静め、運命を受け入れることで、心の平和を得ることができます。
真の自由: 真の自由とは、外側の状況を変えることではなく、内側の心の状態を変えることです。
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関連性
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心の死滅と世界の変えようがないという概念は、相互に関連しています。心が死滅すると、自我が消滅し、世界は単なる意識の現れとして認識されます。この認識により、世界を変えようとする執着から解放され、運命を受け入れることができます。
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自己探求を通じて自我の消滅を体験すると、世界に対する認識が変化し、世界は変えようがないということが実感として理解できます。
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ラマナ・マハルシの教えは、外側の世界に執着するのではなく、内側の自己を探求し、心の平和を見つけることを強調しています。
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これらの概念は、言葉で完全に理解することは難しく、瞑想や自己探求を通じて、直接体験することが重要です。
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結局自分で修行して体験するしかない。修行道具のNIGIとルドラークシャとヨガマット。やるか死ぬか。ここで言う死ぬは、自我の自分が死んで神の代行として死んでやるという意味。
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