10/18 災害の国、日本で気をつけること
台風19号により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申しあげますとともに、一日も早い復旧をお祈り申しあげます。
私は、武蔵小杉のタワーマンションに住んでおり、多摩川の近くに住んでいるという自覚があります。
シンガポールから、日本に戻ってきたのが2014年の初めでした。早速日本でマンション探しをしたのですが、息子の中学校の関係上、豊洲辺りを探していました。どちらかというと高さは低めのマンションを希望していました。
実際には、審査に片っ端から落ちて、結局武蔵小杉のタワーマンションになりました。武蔵小杉でも何件か見ましたが、一番気に入ったのが今住んでいるマンションです。
結局高層階のマンションになってしまったのですが、分譲では無く賃貸です。3年ほど前には、所有していた賃貸アパートも売却しました。
日本は少子高齢化が進み、土地余りで値上がりもほぼしません。それよりも地震大国であり、昨今では台風も大型化し、上陸したり大きな被害も増えて来ました。
私はシンガポールに住んでいた時、雨が原因でコンドミアムのエレベーターが止まり階段で行き来した思い出があります。13階か16階あたりに住んでいました。シンガポールは雨が多い国で、熱帯雨林のように毎日雨が降ります。部屋がカビてしまうほどです。道路は水びたし、タクシーは雨で来ない、建物自体カビたり、ひび割れが起きるほどです。
雨や電気系統にタワーマンションが弱いことを実体験として持っていました。だから分譲でマンションを買うつもりは無く、もし何か災害があっても賃貸なら潰しが効くと思って生きています。
また、阪神淡路大震災の時は大阪にいました。たくさんの潰れた家、建物を見て、やはり住居は買う物では無いと強く思ったものです。
ただ、すでに住居を持っている人を非難したい訳ではなく、これから購入を考えていた人は、見送るのが正解だと思っています。
もちろん理由はあります。
- 地震や台風を見据えて
- 地価が上がらない
- 少子高齢化
- 家族構成が変わると大きな家は必要ない
- 5Gで通勤の概念が変わり、都会集中型が変化する
- 車の自動運転化により駐車場の土地が大きく余ってくる
などなどです。
もちろん老後に備えて、家を購入しておけば資産となり売却出来るという考えもあります。正解は無いので、自分のライフスタイルと考えによって違うとは思います。
しかし私はリスクの方を大きく考えています。万が一購入した住居が被災した場合、ショックが大きいからです。もちろん保険などを掛けるのは最低限の準備と言えるでしょう。
タワーマンションも全否定では無く、5階あたりに住むとか、賃貸だけとか、非常時に備えるとかは必要だと思います。ただ、保守費用がかさむので、購入は無しだと思っています。もし既にお持ちなら売るのも視野に入れるべきだと思っています。
ちなみに、私の住んでいるタワーマンションは、元々賃貸マンションでしたが、分譲マンションに切り替わりました。つまりオーナーである企業が手放したということです。これが答えだと思います。
もう一つは、収入を増やしてリスクに備えるのが妥当だと思います。フラワー・オブ・ライフでは、お金を増やしたいという質問が必ず出るので、常にお答えしています。答えは簡単で、お金になる情報を持つということです。
究極の治療法や、究極の投資や、人間関係の改善などはお金になりやすいです。
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